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第32話 新しいハンドル

ผู้เขียน: 柳 雪音
last update วันที่เผยแพร่: 2026-06-22 07:33:24

第32話 新しいハンドル

週末の昼下がり。

凛は約束のカフェで、そわそわしながら時計を見ていた。

「凛ー!」

明るい声が響く。

振り向くと…鮮やかなピンクに金色のメッシュという派手なヘアスタイルの女性が、大きく手を振っていた。

「先輩!」

「ははは!久しぶり!」

先輩は豪快に笑う。

「先輩、今は髪色ピンクなんですね!」

「気付いた?今の私の地毛はショッキングピンクなの!」

「ステキです!前のオーシャンブルーの髪型もステキでした!」

「ふふ、素直ね。かわいい子。」

二人は笑い合う。凛も自然と笑顔になった。

「凛は全然変わってないなあ」

先輩は少し目を細めた。

「……いや、色々あったんだよね」

そして少しだけ声を落とした。

「元気そうで良かったよ」

さらに心配そうに、

「……大丈夫?」

と尋ねる。

凛は慌てて笑った。

「はい!もう全然大丈夫です!」

そして笑顔のまま、

「……なんですけど」

少し表情を改めた。

「お願いがあるんです。仕事が見つからなくて……先輩の引っ越し屋さんで、また働かせてもらえませんか?」

先輩は腕を組んだ。

「あー……」

しばらく考える。

「言いにくいんだけどさ」

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